
『必要な時に、一つの何気ない言葉。』ep.6
「人生は選択の連続である。」
旅といえば、わたしは“自分探しの旅”って言葉があまり好きではありませんでした。
だって、自分って、此処にしかいないじゃん!!って。
ただ、フランスという異国に行って…いや、そもそも行くという“選択”をとった時点から、自分という人間が浮き彫りになっていたことに後から気付く訳です。
なぜ、行こうと思った?
フランスという国が好き。幼少期に『美女と野獣』のビデオテープを擦り切れるほどリピートしてみていた影響。
なぜ、実際に行った?
自分が行きたいと思ったから。その方が面白いと思ったから。
スリとか地下鉄こわいよって言われても、なんのその。
そういえば、行ったことないし今後も行く経験なさそう!と、インドに瞑想と呼吸法を習いに行ったことも、あったなぁ。
めちゃくちゃ危ないし!犬とか!水飲むだけでやばいよ!氷とか!なんで行くの!?とかとか、色々散々反対されたけれど。
自分で自分を保守派と思っていたわたしが、実は思った以上に“ガンガン行こうぜ!”な性格であることを知る訳です。
思い返せばそりゃそうですわ。何があっても“女優”として活かせるわけだし。免罪符あるし。
それに明日、死ぬかもしれない、んですもの…後悔しないように生きたいですものね。
そうして旅という非日常の中で、自分がどういう選択を取るのか。これが浮き彫りになってくることで、”自分はこういう価値観の人間なんだ“ということを知ることが出来る。
あー、だから“自分探しの旅”っていうんだ。
わたしは意外と、言葉を喋れなくても臆さず“伝えたい!”という気持ちで行動する人間、ということを旅の中で知りました。
あと、やっぱり人間が好きで、どんな状況でも割と楽しめる。
愛そうとし、楽しもうとする選択をとる人間。
シェイクスピアは良い言葉を残してくれているなぁ。
でも実は、そういうマインドになれたのは、大学で恩師との出会いがあったからこそなんです。

